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日々の生活・・・発見、感じたことあれこれ


by hohoemi_99
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ミュージカル「エリザベート」1/11 ソワレ

梅田芸術劇場にて。ずっと楽しみにしていました。

ミュージカル「エリザベート」1/11 ソワレ_c0118235_19131879.jpg

今日は、私のブログでおなじみの「よいこ」と観劇してきました。
早めに大阪梅田へ到着、美味しいものを食べて少し梅田をぶらぶらしてから劇場へ。
お食事については、また別立てでUPしますね。

昨年、「オペラ座の怪人」を観劇したことからミュージカルの面白さに目覚めた二人、リピーターの多いというこの世界には、「初めて」のことがいっぱい。
「初心者」の目からみた素朴な感想です。笑って読んでやってくださいね。


ミュージカル「エリザベート」1/11 ソワレ_c0118235_19114212.jpg
当日のソワレ配役の案内です。トート役はもちろん山口さんです。

ミュージカルファンのブログには、必ずといっていいほどこの赤い配役案内がUPされますね。私も、ちょっと真似してUPしてみました。(「通」気取りで♪)

案内板の前は、私のようなデジカメ・携帯カメラを構えた人たちで順番待ちです。みんながみんなブロガーなわけはないでしょうけど。でも、なんでこの案内の撮影にこだわるのか、今日なんとなく分かった気がします。それは・・・これ以外に自分が今ミュージカル「エリザベート」の観劇に来てるって思い出(証拠)になるものが何にも無いからなんでしょうね。ポスターの1枚もありません。あっても、初日間近の別の演劇のポスターばかりでしたから。入場すれば撮影禁止ですし、屋外には巨大な看板があるけど、はるかに高~い場所!

ところで、「ソワレ」ってな~んだ?(笑)
「マチネ」と「ソワレ」・・・ご存知の方って多いのでしょうか?ファンのブログには必ず「知ってて当然」みたいに出てくる言葉。
私は何のことだかさっぱり分からなくて、でもいろんなサイトを見ているうちにやっと理解しましたが。

ちょっと解説・・・えへん☆
舞台興行の中でも、特にミュージカルの公演でよく使われる用語です。
「マチネ」(matinee)は朝・午前のこと、「ソワレ」(soiree)は夕方・陽が暮れた後の時間を指す言葉です。
この言葉が劇場で使われるようになり、昼公演をマチネ、夜公演をソワレと呼んでいます。

どうでしょう・・・ミュージカルに触れることがなかったら、知らないまま(知っててもどうってことないけど)のマメ知識ですよね。

何はともあれ、パンフレットを購入し入場。
結構分厚くて、舞台写真も初演時からのものが豊富に掲載されていました。
これなら2,000円でも値打ちものかな?
他に、様々な観劇関連のチラシが1つのテーブルに所狭しと置かれていて、ここも人だかり。
ブログとか2チャンネルで知った山口さんのファンクラブ入会案内チラシもありました。トートの後姿のあしらわれたチラシ・・・入会する予定はありませんが、評判でしたのでいただき~♪

四季劇場もそうでしたが、どうしてこうもロビーは狭いのだろう?と不思議に思います。
お土産や軽食を販売している他にもお手洗いがあるために、もう立錐の余地もないほどに混雑しています。

ミュージカル「エリザベート」1/11 ソワレ_c0118235_20213878.jpg

ふと、目にとまったのが「ネコグッズ」の販売コーナー。(わ~い、見っけ♪)
思わず駆け寄る私です。
よいこはそういうのには興味がないので、ここから別行動。

クロリングッズ…山口祐一郎さんの事務所「ろっくりばー」のグッズがいろいろ売られていました。人混みのせいでよく見えなかったけど、ハンカチ・うちわ・扇子・・・瓦せんべいもあるらしいのですが確認できず。
観劇の記念に・・・そして山口社長の売上に貢献?してシャープペンシル500円を1本購入♪

ここでよいこと合流。
よいこ曰く。「お手洗いに劇場スタッフがいて、空いたところへテキパキと次の利用者を案内してる。そのお陰であまり待たされない。」とのこと。
興味を覚えて、私も長い列に加わってみました。
さほど広くもないお手洗いですが、どんどんと列は進んでいきます。
入口と出口を別にしているのも、相乗効果でしょう。
「1名様、右側へどうぞ、1名様左側へ・・・」
手で指し示しながらの見事な采配のお陰で早い早い♪
「こんなところで感心するな!」お叱りを受けそうですが・・・だって、お見事なんですもの(笑)

17列目の上手。そこそこ近くて、まあまあの席。
前の席には和服姿のご婦人がご主人と。劇中もほのかにお香のような香りが漂ってきていい気持ちでした。
四季劇場よりは一回り広いようです。3階席まで。高い天井には美しく輝くシャンデリアが。
四季劇場や地元のように録音でなくオーケストラ・ボックスからはチューニング?の音が聴こえ・・・

いよいよ開幕・・・どきどき。
なにしろCDをとことん聴き込んでの本日。さらには、いろんなブログや2チャンネル、YouTube・・・地方ゆえに、なかなかリピーターにはなれませんから、予習が完璧!
そのため、開幕後もどうしても初めての観劇ではないような不思議な気分でした。

膝には眼鏡とオペラグラス。
常時眼鏡で観劇ですが、山口さんが登場するとオペラグラスに。
事前にどこから登場するのかもだいたい把握済み♪
それでも、収録は一路真輝さんのときのもの。
そこそこ演出も変更されていて、カットされたシーンもあれば追加されてるシーンも・・・
そんなことについても新しい発見をしたりして、楽しませていただきました。

「ひ弱な皇太子」チビルドが剣のお稽古を抜け出して、母親であるエリザベートを探してゾフィーおばぁさまに叱られるシーン。子役の出番がその分増えたわけですね。

「ゾフイーの死」年老いたゾフィーが息子のフランツ・ヨーゼフに冷たく拒絶され、今までオーストリアのために心を鬼にして生きてきたことへの運命や辛さを切々と歌い上げるシーン。CDを聴いただけだとゾフィーの一生が冷徹さだけで終始一貫されていました(そのように解釈していました)が、やはり一人の人間としての葛藤もあったのだということを見せていただけたと思います。


事前の情報から注目していたこと・・・

「微熱」ドクトルに扮していたトートが姿を現し、エリザベートと激しく歌いあうシーン。「事実だ!」とかなり激しく叫ぶ、とのことでした・・・(ほうほう、ホントだわ) 寝椅子に、その長~い片脚をのせてポーズを決めるシーンがあるそう・・・・(はいはい♪、すばらしく素敵!)  このシーン、NHK「女神の恋」で松本明子演じる末吉が「どうせ私はそういう女なのよ!」と叫ぶとき、それを褒め称え、階段に片脚をかけ両腕を末吉へ伸ばすシーンを思い出しました。あれも長い脚が素敵に強調されてて大好きなシーンです。

「ママ、どこなの?」チビルドを肩に乗せて別の本の上まで運ぶシーンをYouTubeで見ていたもので、なんにもしないで背を向けて消えていったトートにびっくり。・・・「ちょっと待ってよ!」と言いたい(笑)。一説には山口さん腰を痛めてるのでは?なんて読みましたが。なんにもしなくなったのはずっと前からですか?

「精神病院」ヴィンデッシュ嬢役の河合篤子さんは歌唱力が素晴らしいとのこと。私、声楽については素人ですが、とてもいいお声だと思います。この方のエリザベートも見てみたいような。

「ミルク」このシーンの民衆の中にルドルフ役の浦井健治さんとヴィンデッシュ嬢役の河合篤子さんが含まれているとか・・・オペラグラスで「どの人?」と探してみましたが・・・ルドルフはもしかして、ややウェーブのある金髪で長髪の方かな?

「悪夢」フランツ・ヨーゼフの苦悩に歪んだ表情が見もの。はいはい確認しました。かなり年老いたメイクになってるので余計にそう感じます。ホントに辛そうに苦しそうに身もだえしています。それに反して、トートは意気盛ん!「私の勝利だ!」と言わんばかりの迫力で歌っています。(ホントに勝利だもんね)
高嶋政宏演じるルキーニがトートからヤスリを受け取ると、それをなめるシーンで舌が緑色になっている。
・・・絶対に確認してやる!と意気込んでオペラグラスで姿を追っていましたが、とうとう確認できませんでした。やめちゃったんでしょうか?残念!

「死の嘆き」ルドルフの棺に取りすがって泣き叫ぶエリザベート。このシーンでトートはどこから現れるのか?とオペラグラスで探していたのだけど見つからず・・・気づけば、なんとルドルフの棺からとっくに現れていました。くやしい。棺から片脚出してポーズをとる山口さん、棺のふちにつまづきそうで「こんな悲劇のシーンでこけないで!」とひとりハラハラしていた私でした。(笑)

「マイヤーリンク」「愛のテーマ」ルドルフともエリザベートとも、ホントにキスするんだって!これまたオペラグラスで注目していた私です♪しか~し、ほんの少し唇がふれる程度でした。おいおい、それだけかいっ・・・ひとりつっこんでました私。これでは「女神の恋」のキスシーンの方がずっといいですよ。

「夜のボート」これはコンサートなんかでデュエットソングとして歌われるナンバーですよね。舞台も月夜の海岸?です。年老いた夫婦の心のすれ違いを悲しく歌い上げています。これはオペラグラスよりそのまま全体を見て楽しむべきシーンですね。

「愛のテーマ」エリザベートはようやくトートを受け入れ二人で黄泉の世界へと旅立ちます。CDのデュエットを聴いていて、いつも納得いかないところがあるのです。(エリザベート)「私は命ゆだねる 私だけに」で(トート)「お前は命ゆだねる 俺だけに」でしょ。意見食い違ってません?お二人。黄泉の世界でもめてしまいますよこのままじゃ・・・(笑) オペラグラスで二人に集中していたら、その下でルキーニが自ら命を絶っていました。よいこから後で聞かされて悔しかったです。見逃してしまいました。


「カーテンコール」出演者全員での後、エリザベート役の涼風真世さんとトート役の山口祐一郎さんによる二人のカーテンコール。ほとんどの観客による「スタンディング・オベーション」は鳴り止まず。有名な「高速バイバイ」にて幕を閉じました。

まあ、これくらいにしておきますね。
「なにをワケの分からないことばかり!」と言われそうです。


思い入れたっぷりで過ごした一日でした。
「今度は何観ようか。」
よいこは「マルグリット」が興味あるみたい。
私は「ラカージュ・オ・フォール」。山口さんは来年でないと大阪には来ないみたいだし。
・・・もう次の悪だくみを始めた私達でした。(笑)
でもでも、そうそう「遠征」できませぬ。どちらも夢のまた夢・・・
当分、おとなしくしています。。。

ミュージカル「エリザベート」1/11 ソワレ_c0118235_19122171.jpg
劇場外です。
発光ダイオードに輝く並木道。
夢心地で眺めました。
「出待ち」・・・今夜も臨む方々いらっしゃるのでしょうね。ハイタッチとかしてもらうのでしょうね。ふと、そんなこと思ったり・・・(笑)


ミュージカル「エリザベート」1/11 ソワレ_c0118235_1912194.jpg
ご紹介します。よいこがどこかに写っています♪
彼女、「すっごくよかった♪」 感動していました。
それはよかった、今日は一日どうもありがとね♪



本日の撮影した写真、ほとんど料理の写真だけどCDに保存して送ります。
楽しみに待っててね♪
レーベルとケース、私の力作です♪
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by hohoemi_99 | 2009-01-11 18:32 | 演劇・ミュージカル